エレマニアのブログ

エレベーターとの向かい方

エレベーターは、どうやって動いているの?

皆さんエレベーターってどうやって動いているかご存知ですか?

普段何気なく乗っているエレベーターにも色々な種類があって、乗っているだけではどう動いているか分からないのが現状だと思います。

今回は大まかなエレベーターの動きについて説明します。

 

1、機械室有りロープ式エレベーター

古くからあって、エレベーターの1番上の階の更に上に機械室があるタイプです。

機械室に巻上機(シーブが付いていてワイヤーロープを送ってエレベーターを動かす機械)があり、利用者が乗るカゴ(箱)上からワイヤーロープが巻上機を通って、カゴの後ろ、又は側面側にある重りに繋がっています。

巻上機がワイヤーロープを送って、カゴが上がると重りが下がる。カゴが下がると重りが上がる。という感じで動いています。

メーカーによっては制御方法は違いますが、機械室有りロープ式エレベーターの大まかな動きは同じです。

 

2、油圧式エレベーター

油圧式エレベーターは名前の通り、油に圧力をかけて動かすエレベーターです。

油圧式は昔流行ったエレベーターで、エレベーターの機械室が任意の位置で設置出来るというメリットがあります。マンション建築時に機械室有りエレベーターの機械室を作る費用も結構バカになりませんからね。

デメリットもあり、電気代が高い、乗り心地が悪い、構造上高層マンションに設置出来ないということがあります。

動きとしては、機械室にある油圧ユニットから圧力をかけて直接カゴを押し上げるタイプ、ワイヤーロープを使ってワイヤーロープを押し上げてカゴを上げるタイプがあります。

油圧式は現在設置は減っており、油圧式で力が強い為荷物用のエレベーター位でしか設置しておりません。

 

3、ルームレスエレベーター

ルームレスエレベーターは現在主流のエレベーターになります。名前の通りルームレスなので機械室が要らなくなりました。

今まで機械室が必要だったのに機械室が要らないってどういうこと?と思いますよね。

結論から言いますと、全部の機器を昇降路(エレベーターが上下する空間)に入れてしまったんです。

科学の進歩で、電子部品や機械が小型化し、狭い昇降路内に収まるなんてすごいですよね。

動きとしては、機械室有りロープ式エレベーターと同様にカゴと重り、シーブに直接モーターが付いている様な機械があり、ワイヤーロープを使って上下しています。

ワイヤーロープは機械室有りロープ式と違い複雑な掛け方で全長が長くなっています。

機械室が要らなくなり、設置費用も格段に安くなった事により、現在の新築建物のほとんどがルームレスエレベーターになっています。

 

その他にも、色々な動き方をしてる機種がありますが代表的な3種類で今回は終わりにしようかと思います。

 

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その他個人的にオススメ工具

 

まず価格が安いです。

このスペックで日立、マキタを買ったら2~3倍位高い。

電動工具も消耗品と思っているので、これ位の価格で買い回した方がコスパが良いと思います。

興味がある方は見て下さい。

 

 

 

 

 

 

エレベーターとの向き合い方

エレベーターは、あって当たり前のもの、無くてはならないもの。

今見られている方は普通にそう思われていると思います。

エレベーターを1台設置して、法定耐久年数17年、保守点検、法定検査、部品交換、色々な費用がかかります。

そういったものをブログで公開して、利用される方がエレベーターに興味をもったり、オーナーの方に有益な情報を供給出来ればと思っております。

不定期での更新になりますが、宜しくお願いします。